古くなったフローリングは、時間が経つとともに床なりが発生しやすくなります。歩くたびに鳴る音は、ストレスの原因にもなります。
まず、床なりの原因を確認することが大切です。床下の木材が劣化していたり、フローリングの接着が不十分だったりすることが多いです。
今回は、特に傷んでいる箇所を切り欠いて状態を見てみました。
フローリングを支えるのは根太と呼ばれる木で、こちらは床下の環境がよかったのか、カビや劣化が見られませんでした。
反対にフローリングの方は接着が切れて、ミルフィーユのようにパラパラとはがれています。
日常的に家族が歩く動線の床が同じように傷んでいたため、その箇所を合板に入れ替えて、
古いフローリングの上に新しいフローリングを重ねました。
これで、音を抑え、床の強度を高めることができます。
フローリングの上張りは、既存の床を剥がす必要がないため、工事期間が短く、コストも抑えられるというメリットがあります。
リビング16畳ほどで工期は4日くらい。
気持ちのいい床の生活をぜひ。